森林保全へ再生可能エネ課税 全国初、宮城県条例施行(共同通信2024年4月1日) 

 森林を大規模開発する再生可能エネルギー事業者から営業利益の2割相当の税を徴収する全国初の宮城県条例が1日、施行された。税負担を課すことで再エネ開発を森林以外へ誘導し、環境保全と再エネ促進の両立を図る。狙い通り適正な立地が進めば「税収ゼロ」となることも想定する異例の新税だ。

 国は脱炭素社会の実現に向け再エネ推進の旗を振るが、乱開発や景観悪化などで地元住民の反発を招く事例も目立つ。新税には既に複数の県から問い合わせが寄せられており、効果があれば全国に広がる可能性もある。

 課税対象は0.5ヘクタール超の森林を開発する太陽光と風力、バイオマスの発電施設。エネルギー種別ごとに異なる税率を適用し、太陽光の場合は出力1キロワット当たり最低620円、風力は同2470円で、国の固定価格買い取り制度(FIT)の売電価格に応じて税率を変える。

 正式名称は「再生可能エネルギー地域共生促進税」で、使い道を特定しない法定外普通税。県は条例施行後5年以内に検証して内容を見直す。

本記事では、宮城県における法定外普通税の取組を紹介。

同県では、「0.5ヘクタールを超える森林を開発し」「太陽光、風力、バイオマス」の「再生可能エネルギー」「発電設備を設置した場合」、「その発電出力に応じて、設備の所有者に課税」する「再生可能エネルギー地域共生促進税」を、2024年「4月1日」から「施行」」*1

「使途が特定されない」*2同税。施行状況は要確認。