■日野市職員の名札、名字のみに カスハラ対策(東京新聞2024年4月6日)
東京都日野市は、市職員が勤務時に着用する名札を、所属部署と名字だけの記載に切り替えている。これまでは顔写真とフルネームが書かれていたが、職員の個人情報がインターネット上でさらされるのを防ぐ狙い。市民から不当な要求やクレームを受ける「カスタマーハラスメント(カスハラ)」対策の一環。対象は全職員約1400人で、今月から順次配布し、着用を始めている。
本記事では、日野市における職員の名札の取組を紹介。
同市では、「SNSの普及により個人情報を検索される不安や不当行為などもある」ことから、「職員のプライバシーを守り、職員が安心して働けるよう」、2024年「4月以降」「全職員の名札を名字のみに変更」*1る同取組。名札の継続状況は要観察。
*1:日野市HP( プレスリリース : プレスリリース(令和6年1月~3月) )「 職員の名札 写真付きフルネームから名字のみに(令和6年3月25日プレスリリース)」)。
「誰であるか」を問われず「行政の業務遂行がなされ」((金井利之『行政学概説』(一般財団法人 放送大学教育振興会、2020年、142頁