川崎市制100周年記念式典 大合唱団の歌声響く(東京新聞2024年7月2日) 

川崎市は1日、幸区ミューザ川崎シンフォニーホールで市制100周年記念式典を開いた。市内で活動する団体や無料招待に応募した市民、国内外の友好都市の関係者ら約1900人が出席し、大きな節目を祝った。
 福田紀彦市長は式辞で「先人たちは課題に挑戦し、困難をチャンスに変え、危機を成長につなげることで、今日の川崎を築き上げた」と振り返り「先人の努力に恥じないよう、全力で挑戦を続けていく」と決意を示した。青木功雄議長は来賓を代表し「国内外から多くの人々がこの街に住み、お互いを認め、多様性を育んできた」と述べた。
 市の発展に功績があったとして個人30人、団体198組が記念表彰され、特別市政功労賞を受けた市観光協会会長の斎藤文夫さん、名誉市民の藤嶋昭さん、川崎商工会議所前会頭の山田長満さんらが、福田市長から表彰状を受け取った。
 記念演奏では、同ホールのアドバイザーを務める指揮者の秋山和慶(かずよし)さんの指揮で、プロの演奏家や公募市民ら約520人で特別編成されたオーケストラ・合唱団がラベルの「ボレロ」、市民の歌「好きです かわさき 愛の街」などの曲を力強く披露=写真。小学生から80代まで多様な市民が参加した大合唱団の歌声に、会場からは大きな拍手が送られた。(北條香子)

本記事では、川崎市における市制100周年の取組を紹介。

同市では、2024年「7月1日」から「市制 100 周年をむかえ」たことを受けて、「市制100周年記念式典」を「開催」*1

「地域の多様性」*2をもつ同市の今後も要観察。