駅前にトトロのモニュメント 埼玉県所沢市〔地域〕(時事通信2020年11月04日)
埼玉県所沢市は市制施行70周年記念事業の一環で、西武線所沢駅東口ロータリー内に宮崎駿監督の映画「となりのトトロ」のモニュメントを設置した。スタジオジブリ公認のモニュメントは全国初。
となりのトトロは同市近郊の原風景が参考とされており、市が宮崎氏とスタジオジブリの協力を得て、モニュメントが実現した。
モニュメントは銅で鋳造され、台座は稲田石でできている。高さ1.7メートル、横幅1.3メートル。台座の高さは約80センチで、子供でも触れるようにした。バスを待つトトロの背後に、登場人物のサツキとメイを乗せた「ネコバス」が現れるイメージ。市がデザインし、宮崎氏の意見を取り込んだ。
本記事では、所沢市におけるモニュメントの設置の取組を紹介。
同市では、「市制施行70周年記念事業の一環」として、同駅の「東口ロータリー内」に同「モニュメントを設置」*1。同「映画」の「舞台」が同「市近郊の原風景が参考にされ」たところ、同キャラクターへの「特別な想いを持つ」同「市民」が「多い」と判断し、同映画「監督」の「協力」の下、同市が「企画し」た「モニュメント」を「設置」*2されている。
「その地域だけが持っている独自の特色」*3を踏まえた同取組。同モニュメントへの訪問状況は要観察。
*1:所沢市HP(所沢市の広報メディア:報道発表:令和2年度:10月)「所沢駅ロータリーに『となりのトトロ』のモニュメントを設置(10月27日発表)」
*2:前掲注1・所沢市(「所沢駅ロータリーに『となりのトトロ』のモニュメントを設置(10月27日発表))
*3:大森彌・大杉覚『これからの地方自治の教科書』(第一法規,2019年)186頁