LINEで住民票 1月20日から実験開始 浜松市が全国初(静岡新聞2020年12月24日)
浜松市は23日、無料通信アプリのLINE(ライン)を使った住民票交付オンライン申請の実証実験を来年1月20日から始めると発表した。LINEとマイナンバー制度のサイト「マイナポータル」、マイナンバーカードを連携させる仕組みで、市によると、同様の申請の試みは全国初という。
申請の際は、LINEの市公式アカウントで実証実験のメニューを選び、マイナポータルに接続。マイナンバーカードによる本人認証などを進める。手数料の支払いはスマートフォン決済サービスのLINEペイで行う。交付された住民票は郵送で届く。市の窓口やコンビニエンスストアに出向く必要はない。
実験期間は2月19日まで。申請件数が100件に達した時点で終了する。市は使い勝手や担当職員の負担などを検証し、2021年度以降の本格導入を目指す。
市デジタル・スマートシティ推進事業本部の担当者は「非接触で手続きが済み、新型コロナウイルスの感染防止にも寄与する。市民の利便性向上につなげたい」と話している。
本記事では、浜松市における住民票請求の取組を紹介。
同市では、同市の同社のアプリケーションの「アカウントから住民票の写しをオンラインで請求」する取り組みを、2021年「1月20日」から同年「2月19日」の間、「実証実験期間」*1を実施。「請求できる人」は、同「市内在住」であり、「自身のマイナンバーカード」を「持ち」、「LINE Payの利用が可能」である「すべての条件に該当する方」*2とされている。「住民票の写し」は「1通につき350円」となり、「郵送料」は「無料」*3となる。
「個々人」*4の請求状況、要観察。
*1:浜松市HP(市政情報 : 施策・計画 : デジタル・スマートシティの推進 )「 LINEを活用した住民票オンライン請求の実証実験の実施」
*2:前掲注1・浜松市( LINEを活用した住民票オンライン請求の実証実験の実施)
*3:前掲注1・浜松市( LINEを活用した住民票オンライン請求の実証実験の実施)
*4:金井利之『行政学概説』(一般財団法人 放送大学教育振興会、2020年)90頁