市民を「株主」にみたて、市政への意見や点数評価をしてもらう東村山市版の「株主総会」が15日、同市民センターで開かれた。4回目の今年は、投票の結果、市政の評価は平均3・72点(5点満点)で過去最高となった。
 無作為抽出で案内状が送られた市民2000人のうち、投票者は39人。渡部尚市長から施策や財政状況などの説明を受け、市政を1(全く物足りない)〜5(非常によくやっている)の5段階で評価し、投票した。平均3点(ふつう)未満だと市長、副市長、教育長のボーナス(期末手当)を減額する条例案の議会提案を検討するのがルール。3年前の第1回は平均3・078点で辛くも減額を免れたが、その後は毎年評価が上がっている。ただ、今年は投票者数が過去最少で、投票前に行われた参加者の意見発表では「子育て世代と高齢者が交流できる機会を」、「有名人を招いて空き家を活用しては」などの声も聞かれた。

本記事では,東村山市における「株主総会」の取組を紹介.
2011年11月24日付の本備忘録でも記録した,同市による同取組.2011年度以降,毎年11月に開催されており,2014年度で4回目*1.2011年度から2013年度までの結果は次の通り.

2011*2 2012*3 2013*4
5点 非常によくやっている 2 3 6
4点 よくやっている 19 16 27
3点 ふつう 13 18 14
2点 物足りない 15 9 7
1点 全く物足りない 2 0 0
計(票) 51 46 54

本記事では,2014年度の実施結果を紹介.「投票者は39人」,「市政の評価」は「平均3.72点」である,という.同結果が「いかに律するか」*5かは,要観察.