逗子、横浜市にまたがる米軍池子住宅地区のうち、逗子側敷地の一部の日米共同使用が11月30日に始まったことを受け、逗子市は16日、「池子の森自然公園」として整備する緑地などを報道陣に公開した。
 共同使用地は、同住宅地区の逗子側252ヘクタールのうち、南側に位置する40ヘクタール。野球場やテニスコート、陸上トラックがあるほか、30・5ヘクタールの緑地も広がる。運動施設は2015年2月から、緑地は自然環境調査をしたうえで来秋以降にそれぞれ一般開放される予定だ。この日は、コナラやスダジイなどが茂る林や、ホタルが生息するというため池などが報道陣に公開され、市職員が「将来はハイキングしやすい環境を整備したい」と説明した。市は20日午前10時〜午後3時、市民に緑地などを特別開放する。

本記事では,逗子市における公園予定地の公開の取組を紹介.
「戦前は弾薬庫として戦後は米軍の接収地としておよそ半世紀にわたり人の手が加えられなかった」*1同地は,自然公園として整備.本記事で紹介されているように,2015年「2月1日」の「開園」予定ではあるものの「緑地エリアで自然環境調査を行って」いるため,実際の「一般開放」は2015年「秋以降の予定」*2となるかか,2014年12月16日には報道陣に公開,同年同月20日には「緑地へ立ち入ることができる]「オープンデー」*3が開催.来年度には,ぜひ訪問してみたい.

*1:逗子市編集『池子の森―池子弾薬庫返還運動の記録』(ぎょうせい,1993年)246頁

池子の森―池子弾薬庫返還運動の記録

池子の森―池子弾薬庫返還運動の記録

*2:逗子市HP(組織基地対策課)「池子の森自然公園オープンデー開催!

*3:前掲注2・逗子市(池子の森自然公園オープンデー開催!)