東京都は28日、首都圏の通勤ラッシュの緩和をめざして官民で時差出勤を試行する「快適通勤プロモーション協議会」の初会合を開いた。35企業・団体が出席し、時差出勤を呼びかける期間を7月11〜25日とした。小池百合子知事は自ら旗を振った「クールビズ」にちなみ、時差出勤に取り組む活動として「時差ビズ」を提唱した。
 小池知事は「快適に通勤し仕事ができると、生産性が上がり家族とともに楽しく生活できる」と強調。時差出勤に加えて、自宅などオフィス以外で働くテレワークも企業に呼びかける。鉄道各社には乗客を分散させる施策を促す。

本記事では,東京都における時差通勤の促進の取組を紹介.
2017年2月21日付の本備忘録で記録した同協議会の設置.同年7月28日に第1回が「開催」*1された同協議会.本記事によると,同協議会に「35企業・団体が出席」し,「時差出勤を呼びかける期間を7月11〜25日」とされた模様.時差通勤という「一定の行動を促す」*2ための具体的な取組内容は,要観察.

*1:東京都HP(都政情報報道発表これまでの報道発表 報道発表/平成29(2017)年 4月)「快適通勤プロモーション協議会(第1回)の開催について」(2017年4月21日,都市整備局)」

*2:森田朗『新版 現代の行政』(第一法規,2017年)150頁

新版 現代の行政

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