まだ食べられるのに捨ててしまう「食品ロス」を減らそうと、横浜市資源循環局が市民と協力してポスター「MOTTAINAI(もったいない)モザイクアート」を作製した。市民2000人以上のメッセージ写真を集めたもので、市営地下鉄やバス、市庁舎などに掲示している。
 横浜市によると、市内の家庭から出されるゴミには、食べ残しなど本来食べられる食品が年間約8万7000トン含まれる。中でも手つかずのまま廃棄される食品は、生ゴミの約1割を占めるという。
 ポスターは「おなかがすいても無駄買いしません」「残さず食べる」など、食品ロス削減への決意を語る市民の顔写真をモザイク模様のように並べたデザイン。地域の交流イベントなどで参加を呼び掛け、写真を集めた。
 市の担当者は「一人一人が意識して食べ物を大切にしてほしい」と話している。資源循環局のホームページでは、参加者の個人写真を閲覧できる。【国本愛】

本記事では、横浜市における食品ロスへの取組を紹介。
同市の「家庭から出される燃やすごみ」のうち「手つかず食品、食べ残しなど本来はまだ食べられるのに 捨てられている食品」が「年間約 87,000 トン」、同「市民一人あたり」の「換算」では「年間約 23 キログラムの食品ロスを出している」*1なか、同市では「食品ロス削減に向け」て、2018年度に同市市民に対して「MOTTAINAI モザイクアート」への「参加」を「募集」*2。同募集に対しては、「2,000人を超える市民」から「食品ロス削減に向けたメッセージ書き」と「写真」が「集ま」り、本記事で紹介されている通り、同「写真をもとにモザイクアートポスターを作成」*3。同ポスターは、次の通り*4。同取組を通じた「家庭や消費者の意識や行動」*5変容への促しは、要観察。