埼玉県川口市は6月1日、マイナンバーカードを活用し、クレジットカードなどのポイントを買い物に利用できる仕組みを始める。ポイントを金券に換金する仕組みで、マイナンバーカードの普及と地元経済の活性化につなげる狙い。
 この仕組みは東京都豊島区や前橋市などで導入しているが、埼玉県内では初めてという。
 「川口市ポイント券発行事業」で、総務省が推進するマイナンバー関連の施策の一つを、川口市版として行う。
 マイナンバーカードに内蔵したICチップの空き容量と公的個人認証機能を活用した「マイキープラットフォーム」を使い、専用サイトでID登録すると、航空会社のマイレージなど20社のポイントを「川口市ポイント」に移行できる。500ポイントたまると、500円分の金券に交換できる。
 金券を使える店舗は約300。市は今後も参加店舗を増やす予定だ。市は健康イベントやボランティア活動に参加した市民に対し、市から自治体ポイントを付与することも検討する。

本記事では、川口市におけるマイナンバーカード活用の取組を紹介。
2017年9月25日付の本備忘録で記録した総務省が開始した同取組。同市では、「マイナンバーカードを利用し」「各種クレジットカード会社のポイント」「航空会社のマイレージ等」と、同「市が発行する」「川口市ポイント券」とを「交換し」、同「市内」*1にある「加盟店」*2で「買物」*3することが可能とする取組を開始。「川口市ポイント」は「500ポイント」で「1枚500円の川口市ポイント券」が「交付」*4される。「各種データベースを連携する」*5同取組。活用状況は、要観察。

*1:川口市HP(組織から探す経済部産業振興課商業)「川口市ポイント券を使って市内で買い物をしよう

*2:川口市HP(組織から探す経済部産業振興課商業川口市ポイント券を使って市内で買い物をしよう)「川口市ポイント券 加盟店一覧」(平成30年4月26日現在)

*3:前掲注1・川口市川口市ポイント券を使って市内で買い物をしよう)

*4:前掲注1・川口市川口市ポイント券を使って市内で買い物をしよう)

*5:森田朗『新版 現代の行政』(第一法規,2017年)137頁

新版 現代の行政

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