10連休ではないけれど… 阿部知事きょうから休暇(信濃毎日新聞2019年7月6日) 

 阿部守一知事は5日の定例記者会見で、6〜15日まで10日間のうち計9日の休暇を取ると明らかにした。県は本年度から働き方改革の一環で職員の連続10日以上の休暇取得を制度化しており、知事が率先して取得し、職員の休暇取得を後押しする狙いもある。ただ、13日は政府主催の会合出席などのため出勤する。
 知事は6〜12日は家族で沖縄県を訪れる。旅行の日程は未定とした上で、「ひめゆりの塔など戦争関連の施設を訪れたい」とした。13日は長野市内で開く内閣官房内閣府主催の「地方創生」関連のイベントなどに出席する。14、15日は基本的に県内で過ごす予定という。 

 知事休暇中は、太田寛、小岩正貴両副知事、竹内善彦危機管理監兼危機管理部長が災害時などの対応に当たる。
 県人事課によると、知事部局の職員約4800人のうち、本年度に10日以上連休の取得を計画しているのは9割ほどの約4300人という。

本記事では,長野県における休暇の取組を紹介.

同県では,「県組織の中でのワークライフバランスをしっかりとってい」き,「働き方改革を進める」「ことを通じて」,同県「職員」の「心身のリフレッシュをし」,「1人で仕事を抱え込まずチームとして協力する体制づくり」や「仕事の仕方」として「無駄な仕事の見直し」等に「つなげ」ることを目的に,2019年度より「10日以上の連続休暇」を「導入」*1した同県.本記事では,知事が「率先して取得」する予定を紹介.「率先して行う」*2ことによる全庁的な取得状況は,要観察.

*1:長野県HP(県政情報・統計 : 県概要: 知事の部屋 :  知事会見(動画とテキストでご覧になれます) :2018年度知事会見録一覧 )「知事会見2018年12月21日

*2:稲継裕昭「地方公務員の働き方改革」『地方公務員月報』2019年6月号,19頁

地方公務員月報 2019年 06 月号 [雑誌]

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