神奈川県横須賀市、楽天と自動走行ロボで商品配送実験(日本経済新聞2020年12月7日)

 神奈川県横須賀市楽天は7日、市内の公道で自動配送ロボット(UGV)を使った走行実験を始めると発表した。食品スーパーの商品配送サービスへの活用を目指しており、2021年前半には西友馬堀店(同市)で期間限定で実施する計画だという。

 同市馬堀海岸で14日から、パナソニックのUGVを使用した公道走行の実験を始める。実験は西友馬堀店周辺の住宅地(約200平方メートル×約120メートルの範囲)の公道でUGVが自動走行し、横須賀リサーチパークで遠隔監視する。公道を走行する際の安全性などを検証する。

 21年には実際に近隣住民の注文を受けて、食品スーパーの商品を店舗から家庭に配送する実験も始める計画だ。横須賀市楽天は11月に包括連携協定を結んでおり、新技術を用いて少子高齢化など地域の課題解決を目指す。

本記事では、横須賀市における協定締結の取組を紹介。

同市では、同社と「横須賀市楽天株式会社との 地域活性化に向けた包括連携協定について」を「締結」*1。同協定に基づき、「UGVやドローンによる無人配送と安全な空域管理による地域課題の解決に関する事項」、「観光振興の推進に関する事項」、「ふるさと納税の推進に関する事項」、「市内事業者のEC化促進に関する事項」、「高校等と連携した人材育成支援に関する事項」」、横須賀のまちの活性化等に関する事項」を「連携および協働」*2することとなる。本記事では、「市内の公道で自動配送ロボット」を「使った走行実験」を開始すること紹介。

 「公-民協定(縦型協定)」*3に基づく同取組。同実験の結果は、要観察。