日本人、12年連続減 外国人も7年ぶり減―総務省(時事通信2021年8月4日)

 総務省が4日公表した住民基本台帳に基づく2021年1月1日現在の日本人の総人口は、前年比42万8617人(0.34%)減の1億2384万2701人で、12年連続の減少となった。外国人住民も5万5172人減って281万1543人となり、14年以来7年ぶりに減少。新型コロナウイルス感染拡大の影響で入国者が減ったためとみられる。

 日本人の出生数は84万3321人で5年連続で過去最少を更新。死亡者数を引いた「自然減」は53万608人で13年連続で拡大している。一方、帰国者数から出国者数を引くなどした「社会増」は10万1991人で過去最大だった。総務省は、海外の入国制限で、日本から出国する人が減ったことが背景にあると分析している

本記事では、総務省における住民基本台帳に基づく人口、人口動態及び世帯数の公表を紹介。

総務省によると「2021年」「1月1日現在の住民基本台帳人口」が「1億2,665万4,244人」となり、前年度から「48万3,789人」減少し、これは2009年を「ピークに12年連続」の「減少」*1となる。また、「自然増減数」は「53万608人」の減少となり「自然減少数」が「13年連続で拡大」*2となる。

「人口の質への理解」*3を踏まえた、今後の推移は要観察。