東京、7カ月連続転出超過 総務省(時事通信2021年12月23日) 

 総務省は23日、11月の住民基本台帳人口移動報告を公表した。東京都からの転出者が転入者を3254人上回り、7カ月連続で転出超過となった。新型コロナウイルスの影響でテレワークが普及したことを背景に、郊外に転出する動きが続いているとみられる。 

 都に転入した人は、前年同月比5.9%増の2万5462人、転出した人は同2.3%増の2万8716人だった。東京圏(東京、埼玉、千葉、神奈川4都県)で見ると、転入者が転出者を387人上回り、4カ月連続の転入超過となった。

本記事では、東京都における人口移動の状況を紹介。

総務省統計局がまとめた「2021年」「11月」の「住民基本台帳人口移動報告」によると、同年同月の「都道府県間移動者数」が「前年同月に比べ」「6.3%」「増加」 したなか、同都では「転出者」が「2.3」%増、「転入者」が「5.9」%増とはあるものの「3,254」の「転出超過」*1となっている。

東京都に位置する「多様な人口動態の地域」*2の今後の動向は、要観察。

*1:総務省HP(統計局統計データ住民基本台帳人口移動報告住民基本台帳人口移動報告の概要,集計結果等結果の概要2021年(令和3年)11月結果)「2021年(令和3年)11月の人口移動の概況」(住民基本台帳人口移動報告 令和3年12月23日 総務省統計局)

*2:伊藤正次「権限移譲の争いやめ都区は未来に備えた体制整備を」『Wedge』Vol.33,No.8、45頁