横浜市とポケモン財団が初協定 次世代育成推進で(日本経済新聞2022年11月10日)

横浜市は10日、一般財団法人ポケモン・ウィズ・ユー財団」(東京・港)と次世代育成を推進する協定を結んだと発表した。小学生の情報通信技術(ICT)教育や未就学児の防災学習、こども食堂への支援などの分野で連携する。

同財団は株式会社「ポケモン」(同)が2021年9月に設立した。東日本大震災の被災地支援が始まりで、現在は生活や学習の支援にも取り組んでいる。同財団が自治体との間で連携協定を結ぶのは初めて。

ICT教育では同財団が開発した「ポケモンプログラミングスタートキット」などを利用。同キットはポケモンのイラスト素材を活用して自らシンプルなゲームを作る内容で、希望する小学校の授業に順次導入する。

防災学習支援では、防災教材「ポケモンぼうさいきょうしつ」を保育所や幼稚園など約590カ所に配布し、災害時に身を守る方法などの防災意識を高めてもらう。

こども食堂支援では約70カ所のこども食堂に文房具やペーパークラフトなどのポケモングッズを提供するほか、ピカチュウが実際に1カ所のこども食堂を訪れ、記念撮影などをする。

これまでも横浜市ポケモンは大型イベントを開催するなど関係が深かった。両者は「子どもたちの健全な育成や障壁となる課題の解決に向けて幅広い分野で連携していく」としている。

本記事では、横浜市における協定締結の取組を紹介。

同市では、同財団と「こどもたちの健全な育成や障壁となる課題の解決に向けて」「協定」を2「締結」*1。同協定により、「プログラミング学習、PC基本操作学習ツール導入」、「プログラミング学習、PC基本操作学習ツール導入」、「こども食堂での時間を楽しく過ごせるグッズ提供」*2を実施。

「公-民協定(縦型協定)」*3に基づく同取組。同協定に基づく取組状況は、要観察。