「ゆずゼリー」開発 給食に 町田市で携(東京新聞2023年2月24日)

東京都町田市は今月から市立小学校の給食で、市内産のユズでJA町田市と共同開発した「ゆずはちみつゼリー」の提供を始めた。
 市によると、庭先や畑の片隅にユズを植えている市内の農家は多いが、形や表面の傷など見栄えの問題で出荷できないユズがあるという。こうしたユズを活用した。
 市とJA町田市は昨年十二月、学校給食で地元産の農産物を活用し、レシピの開発もする連携協定を結んだ。出荷していないユズを果汁にして利用することをJAが提案。はちみつで甘さを加えたゼリーを共同で開発した。
 今年一月に試行的に市立鶴間小学校で提供したところ、児童から「パッケージがかわいらしい」「ユズのすっきりした味と香りがおいしい!」と好反応があり、本格的に提供を始めた。
 提供を期間限定にするか通年にするかは今後検討する。市は「食品ロスにも寄与できる」としている。(宮本隆康)

本記事では、町田市における協定締結の取組を紹介。

同市では、同組合との間で、2022年「12月26日」に「町田市の学校給食における地場農産物の活用に関する協定」と「町田市と町田市農業協同組合との学校給食地場農産物加工品の企画・開発等に関する覚書」を「締結」*1。同協定と覚書のもと「地場の白菜を加工した白菜キムチ」や「ゆずを加工したゆずはちみつゼリーを小学校の給食」に用いる「場農産物を多く活用」*2を開始。

「公-民協定(縦型協定)」*3に基づく同取組。同協定に基づく具体的な活用状況は、要観察。