レベル4の自動運転、21日開始 全国初、福井・永平寺町(共同通信2023年5月12日) 

福井県永平寺町は12日、全国初となる「レベル4」の高度な自動運転車両の運行を21日から始めると発表した。県公安委員会から必要な許可を11日付で得た。21日にはサービス開始に当たって式典を開く。一般の利用は28日から。

 永平寺町では、2021年からレベル3の自動運転車両を運行してきた。レベル4では、決まったルートや遠隔監視などを条件に、システムが全て操作をする完全自動運転となる。

 レベル4の車両は3月30日に国土交通省から認可された。7人乗りの3台を使用する予定。歩行者や自転車が通行する約2キロの遊歩道を、地面に引かれた電磁誘導線に沿って最高速度12キロで走行する。

本記事では、永平寺町における自動運転の取組を紹介。

2021年「3月25日」から「自動運転レベル3車両による移動サービスを開始」*1してきた同町。本記事によると「レベル4」のための「県公安委員会から必要な許可」を、2023年5月「11日付で得た」ことで、「自動運転車両の運行」を同ねん5月「21日から始め」方針が示された模様。

「他に先駆けて」*2取組む同町。実施状況は、要観察。

 

*1:上山市HP(くらし・手続き道路・交通)「自動運転「ZEN drive」

*2:秋吉貴雄・伊藤修一郎・北山俊哉『公共政策学の基礎 第3版』(有斐閣、2020年)263頁