豊島区の全区立保育園で紙おむつ定額利用サービス 保護者も園も負担軽減(東京新聞2023年5月17日) 

東京都豊島区は六月一日から、区内の全区立保育園で紙おむつのサブスクリプション(定額利用)サービスを導入する。保護者の負担軽減と保育現場の業務効率化を図る。
 サービスは区立保育園に通う園児がいて希望する家庭が対象。月額二千七百八十円(税込み)の定額料金を支払うと、園で保育中に使うおむつとお尻ふきを何枚でも利用できる。
 区によると、これまで区立園では園児一人あたり一日一〜十枚程度を使用。保護者が一枚ずつ名前を書いて登園時に預け、園職員は園児ごとにおむつを管理する必要があり、双方の負担になっていたという。
 昨年十二月から今年一月にかけ巣鴨第一と南長崎第二の二園で試験導入し、アンケートを実施。保護者と職員、共に九割近くが「導入する価値がある」「利便性が向上」と答え、半数以上の職員が「負担軽減につながる」と回答した。
 区は結果を踏まえ先行導入した二園では今月から導入。他の園は六月からスタートする。(長竹祐子)

本記事では、豊島区における現物支給の取組を紹介。

同区では、2023年「5月」から同「区立保育園」で「保護者負担の軽減等を目的」に「家庭からおむつを持参することなく保育園が発注・保管するおむつを定額利用できるサービス」*1を開始。「月額の定額料金を支払」い「園内で利用するおむつとおしりふきを何枚でも利用できるサブスク型のサービス」であり、「おむつの発注は保育園」が実施し、「保護者はサービス提供事業者と直接契約し、利用料金を支払う」*2形式となる。

「自由な意思による利用者選択」*3となる契約制度。利用状況は、要確認。