幼稚園と認定こども園 北区が給食費無償化へ(東京新聞2023年6月8日) 

 東京都北区の山田加奈子区長は七日、記者会見し、子育て支援強化などに伴う総額十六億八千八百万円の一般会計補正予算案を発表した。区内の私立・区立幼稚園と認定こども園給食費を無償化することなどが柱。二十日開会の区議会定例会に提案する。

 給食無償化の対象は計二十八園の園児約二千五百人。事業費は一億三千九百万円を計上した。区内ではすでに四月から公立の小中学校の給食費は無償化されており、園児に対しても年度初めにさかのぼって支給する方針。
 また、親や子が困り事を気軽に相談できる「子どもなんでも窓口(仮称)」を児童館二十館に設ける。このほか物価高騰対策として、区独自に低所得世帯への支援を実施。約七千世帯に一世帯あたり三万円を七月末をめどに支給する。福祉施設医療機関への給付も独自に行う。
 山田区長は「子どもの幸せナンバーワンに向けて仕組みをつくっていく」と話した。(浜崎陽介)

本記事では、北区における給食費の取組方針を紹介。

で記録した同区の同取組。2023年度「一般会計補正予算」にて「既に実施している区立小・中学校の給食費完全無償化」を「恒久的事業として位置付け」るとともに、「幼稚園等の給食費無償化を」、2023年「4月に遡及した上で」「恒久的事業」とし、「区立認定こども園は」「現在給食費を徴収している」ことから「財源を更正し対応」*1する方針を提示。

「児童・生徒の保護者負担」*2減の同取組。実施状況は要確認。