墨田区と日本相撲協会 子どもの健全育成で協定(東京新聞2022年8月23日)

 東京都墨田区と、区内に両国国技館横網一)を持つ日本相撲協会は二十三日、子どもの健全育成や文化・観光振興などで互いに協力する包括連携協定を結んだ=写真。
 協定は、学校との連携や区民の健康増進、スポーツ振興などで区と協会が協力する内容。同日、国技館で行われた締結式で山本亨区長は「力士による出前授業などで、子どもたちに相撲を身近に感じてほしい」とあいさつ。協会の八角理事長(元横綱北勝海)は「全面的に協力し、積極的に取り組んでいく」と述べた。
 質疑応答では、区の魅力を発信する「すみだ子どもPR大使」が区長と八角理事長に質問する場面も。区立錦糸小五年平沼巧さん(11)、区立小梅小四年南山晴之さん(10)が「私たちに協力できることはありますか」と尋ねると、八角理事長は「皆さんには九月場所の裏側をリポートしてもらいたい」と答えた。(三宅千智)

本記事では、墨田区における協定締結の取組を紹介。

同区に対して2020年度から、同「区立小学校の新1年生」の「ランドセルカバー」 を「寄贈」してきた同「協会」*1。本記事によると同区と同協会間で包括連携協定を提供された模様。

「公-民協定(縦型協定)」*2に基づく同取組。同協定に基づく連携状況は、要観察。

*1:千代田区HP(すみだの旬な話題)「(公財)日本相撲協会がランドセルカバーを墨田区に寄贈

*2:大橋洋一行政法Ⅰ  現代行政過程論 第4版』(有斐閣、2019年)243頁。

行政法I 現代行政過程論 第4版

行政法I 現代行政過程論 第4版