第2子以降 給食費無償化 新宿区の小中学校で8月から(東京新聞2023年6月13日) 

東京都新宿区は二学期が始まる八月から、区内に在住して区立小中学校に通う第二子以降の児童生徒の給食費を無償化すると発表した。
 物価高騰対策の一環。小学校二十九校、中学校十校が対象で、特別支援学校の児童生徒は全員無償とする。現在、一食あたりの給食費は小学生が学年により二百四十七〜二百七十八円。中学生は三百二十四円。
 区は、今回の無償化に該当する児童生徒を約三千二百人と想定。区議会六月定例会に提出する一般会計補正予算案で、一億二千二百万円を計上している。無償化の期間は本年度いっぱいだが、吉住健一区長は「来年度以降も継続できれば、と考えている」としている。
 国の支援について、吉住区長は「給食費の無償化は全国的な話。『特定のエリアでなく、全体として取り組んでもらいたい』と要望している」とも話した。(布施谷航)

本記事では、新宿区における給食費の取組方針を紹介。

同区では、同「区立学校」に子どもが「2人以上在籍する多子世帯を対象」に「第2子以降の給食費を」「8月の2学期」から「無償化」*1する方針を提示。

「児童・生徒の保護者負担」*2減の同取組。実施状況は要確認。

*1:新宿区HP(その他区政情報区長の部屋)「定例記者会見(令和5年第2回区議会定例会)区長説明要旨」

*2:村上祐介・橋野晶寛『教育政策・行政の考え方』(有斐閣、2020年)48頁