子育て施設周辺道路 港区が「送迎ルート」設定 専用カラーで塗装、注意喚起へ(東京済新聞2023年6月14日)

東京都港区は、区内四十五カ所の子育て施設につながる周辺の道路を「子育て送迎ルート」として専用カラーで塗装する取り組みを始める。併せて案内標識も設置する。子どもを乗せた自転車やベビーカーが安全に通行できるよう、車のドライバーらに注意喚起する。
 対象施設は公・私立の幼稚園や保育園、インターナショナルスクール。幹線道路までをつなぐ区道の進行方向左側に、自転車が通ることをドライバーらにアピールする矢印などを描き、白線と緑色の線を含む幅七十センチほどの路側帯は、歩行者やベビーカーが通るゾーンとして意識してもらう。
 本年度は区立神明保育園(浜松町一)につながる長さ五百二十メートルの区間に設け、二〇三二年までに二億四千万円を充てて四十五カ所(約十二キロ)に増やす。
 区によると、こうした取り組みは二十三区では初めて。武井雅昭区長は「子育て施設につながる道路と利用者が意識するようにしたい」と話す。(井上靖史)

本記事では、港区における道路整備の取組を紹介。

同区では、「子ども乗せ自転車の安全な通行を支援するとともに」「歩行者や自動車に対して子育て施設につながる道路」の「認識を促し、道路を通行する全ての人が気付き、理解できる」ことを目的に、同「区内45箇所」の「子育て施設への誘導ルート」を「子育て送迎ルート」として「整備」*1する方針を提示。

「自発的にある行動を選択」*2を促す同取組。取組状況は要観察。