全国知事会長に村井氏 東北から48年ぶり、無投票(河北新報2023年8月15日)

全国知事会平井伸治会長(鳥取県知事)の任期満了に伴う会長選の立候補が14日締め切られ、村井嘉浩宮城県知事が無投票で当選を決めた。24日に東京である全国知事会議で正式に選出される。任期は9月3日から2年間。東北から知事会長に就任するのは木村守江福島県知事(1975年5月~76年8月)以来、48年ぶり。

 村井氏は県庁で取材に応じ「自衛官、県議を経て知事になり、東日本大震災を経験した。ほかの知事にはない経験を積んできた。日本の針路をリードするという気概を持ち、危機管理の意識を常に念頭に置いて知事会を取りまとめていきたい」と意気込みを語った。

 会長選は7月27日に候補者の受け付けが始まった。平井氏が8日に1期限りで退任する意向を明らかにし、翌9日に村井氏が立候補を表明。14日正午の締め切りまでに他の候補者が現れなかった。

 立候補に最低5人必要な推薦人は、北海道東北地方知事会でも連携する北海道、選挙管理者の青森を除く東北4県、新潟県に加え、栃木、岐阜、滋賀、広島、高知、熊本各県の計12知事。村井氏は「各ブロックからバランス良く推薦してもらった」と話した。

 村井氏は全国知事会で2021年9月に新設された国民運動本部長に就任。23年5月からは副会長を務める。

 現会長の平井氏は14日、都道府県会館(東京)で取材に応じ「知事会で互いに活発に議論し、みんなで一緒に発信して、国や世界に貢献していこうという志は、村井さんと共有していると思う」と期待を述べた。

本記事では、全国知事会における会長選挙の取組を紹介。

で記録した同取組。同「県知事」の「推薦する旨の届出」があり「会長候補者はこの1名のみ」のため、同県知事が「当選者」*1となる。

中央政府に対して」の「さまざまな働きかけ」*2の成果は、要確認。