埼玉県窓口 来月2日からキャッシュレス導入 1月以降は原則現金不可(東京新聞2023年9月6日)

証紙の廃止や行政手続きのデジタル化の一環として、埼玉県は10月2日から、窓口手続きにクレジットカードなどのキャッシュレス決済を導入する。
 キャッシュレスは、運転免許証の更新、パスポートや納税証明書の交付など約500の手続きで導入。クレジットカードのほかSuica(スイカ)などの電子マネーやPayPay(ペイペイ)などのコード決済も利用できる。
 これまで使われていた証紙の販売は年内で終了。来年3月末で廃止し、4月からは利用できなくなる。現金での支払いは、同1月以降は県の窓口では原則としてできなくなるが、近隣の金融機関やコンビニエンスストアを通じて支払える。
 大野元裕知事は「県民にしっかり周知をする事が重要。段階を踏んで混乱を少なくしたい」とした上で、「キャッシュレス化で県全体のデジタル化が進む」と期待感を示した。県は手続きの電子申請化を進めており、来年には手続き全体の8割の電子化を見込んでいる。(飯塚大輝)

本記事では、埼玉県における窓口手続の取組を紹介。

同県では、2023年「10月2日」から「運転免許証の更新やパスポートの発券、納税証明書の交付など約500手続」を対象に、「これまで県証紙で納めていた手数料」を「窓口でのキャッシュレス決済」を「開始」*1。同年「2月末までは、県収入証紙とキャッシュレスともに使用」し、2024年「1月以降は、県証紙の販売がなくな」*2る予定。

証書販売の「人の手を介さ」*3ない同取組。利用状況は要観察。