東京都議会定例会 19日から17日間 代表質問「夜9時まで」ルール適用(東京新聞2023年9月13日)

 東京都議会議会運営委員会は12日、第3回定例会の日程を19日から来月5日までの17日間と決めた。今回の定例会から、本会議の代表質問を「午後9時をめどに終える」ルールを新たに適用する。
 都議会の審議は午後1時に始まり、深夜や未明にまで及ぶケースが多い。都職員や議員の負担が大きいとして、主要会派の代表者で構成する「都議会のあり方検討会」が見直し策を話し合っていた。7日の会合で、本会議の代表質問を午後9時までに終了させることで合意した。
 一方、審議がより長引く傾向にある常任委員会については自民や都民ファーストの会などが終了を「午後8時をめどに」と主張したが、共産が「質問の制限は承服できない」と反対し合意しなかった。昨年12月には、都立高入試の合否判定に活用する英語スピーキングテスト導入を巡って文教委員会が紛糾し、翌午前7時19分に終了した例もある。
 定例会では都が計41議案を提出する。大規模事業所に二酸化炭素(CO2)の削減を義務付ける「キャップ&トレード(総量削減義務と排出量取引)制度」で、削減義務率を引き上げるための条例改正案や、宮坂学副知事(55)を再任する人事案などが含まれる。代表質問は26日、一般質問は27日にある。(三宅千智)

本記事では、東京都における議会運営の取組を紹介。

同都の議会が2021年3月に設置した「都議会のあり方検討会」では、2023年「9月7日」に開催された同会にて、「代表質問の終了時間は午後9時を目途とする」ことを「本会議の会議時間に係る申合せ」*1に合意。同年「9月19日から10月5日まで」に開催される同年「第3回定例会」*2より実施される模様。

「討議の場」*3の運営状況は、要確認。