千葉市、公立保育所で3歳以上に主食提供 10月から(日本経済新聞2024年4月15日) 

 千葉市は公立の保育所認定こども園に通う3歳以上の幼児に対してごはんなどの主食の提供を始める。現在、3歳以上には副食のみを提供しており、主食は幼児が持参している。温かい主食を提供して子どもの食欲増進を目指し、朝の限られた時間で主食を用意する保護者の負担軽減につなげる。

10月に21カ所の施設で提供を開始し、2024年度中に27カ所に広げる計画だ。25年度以降の全施設での提供開始に向け、厨房機器などの整備を進めていく。保護者が負担する費用は月額1000円で、希望しない場合は従来どおり持参することも可能だ。

市によると、公立保育所では1970年代ごろから2歳児までは主食と副食の両方を提供し、3歳以上には副食のみを提供してきた。神谷俊一市長は記者会見で「保育所給食の大きな転換となる」と話した。

本記事では、千葉市における公立保育所認定こども園の主食提供の取組を紹介。

同市では、「公立保育所認定こども園」での「3歳以上児の給食」に関して、「保
育サービスの向上と保護者負担の軽減を図る」目的から、2024「年度から段階的に主食の提供を実施」*1。「保護者負担額」となる「主食費」は「月額」「1,000円」であり、 「主食提供を希望しない場合は、従前のとおり、持参も可能」*2とする。

「負担のあり方」による「サービス提供」*3の状況は要観察。