江戸川区、EXILE事務所と協定 ダンス講習会やライブ(日本経済新聞2024年8月27日) 

東京都江戸川区は27日、人気グループ「EXILE」などが所属するLDH JAPAN(東京・目黒)、東京ガールズコレクションTGC)を運営するW TOKYOの両社と包括連携協定を結んだ。エンターテインメントの力を活用したにぎわいの創出を目指す。

具体的な取り組みとして、10月の区の体育祭でLDH所属のグループ「Girls²(ガールズガールズ)」がダンスのワークショップを、11月には異文化交流を楽しめるライブイベントを開く。斉藤猛区長は記者会見で「行政はエンターテインメントの分野での企画や運営、情報発信は弱い」として、両社の協力を期待した。

LDHEXILE HIRO(本名・五十嵐広行)会長兼社長は「子どもたちの夢を応援できる活動をしたい」と述べた。W TOKYOの村上範義社長は「一緒に体を動かしてスポーツの大切さを分かち合いたい」と話した。

区はW TOKYOと2020年に持続可能な開発目標(SDGs)の普及などを目的に協定を締結し、イベントを3回協力して開催した。同イベントにLDH所属のメンバーが参加していたことから、今回の包括連携につながった。

本記事では、江戸川区における協定締結の取組を紹介。

同区では、「エンターテインメントを活用した地域の魅力発信や区民の健康づくり」を目的に、両社と「括連携協定」*1を締結。

「公-民協定(縦型協定)」*2に基づく同取組。同協定に基づく連携状況は、要観察。

*1:江戸川区HP( シティインフォメーション : 広報・広聴報道発表(プレスリリース)2024年(令和6年)8月 )「2024年8月28日 江戸川区LDH JAPAN・W TOKYO 包括連携協定締結式開催」

*2:大橋洋一行政法Ⅰ  現代行政過程論 第5版』(有斐閣、2023年)269頁。