■東村山市、市職員の服装を自由化 より親しみやすい役所へ年内実験 Tシャツ・ノースリーブOK(東京新聞2024年9月1日)
東京都東村山市は9月2日から、市職員の服装を自由化すると発表した。12月下旬まで実証実験として実施した上で、来年以降の継続について検討する方針。市によると、他の自治体でも似たような取り組みはあるものの、服装に関する内規を停止してまで実施するのは全国でも珍しいという。(岡本太)東村山市の渡部尚市長は8月22日の定例会見で、人口減少が進む中、市役所も働きやすい職場として選ばれ続ける必要性があると指摘。「職員の個性や多様性を重要視し、より親しみやすい市役所を目指す」と服装自由化の狙いを語った。自由化に伴い、市は内規を停止。市として「清潔感や露出度などに留意する」と一定の方針は示すものの、服の色や形、髪形や髪の色、靴、装飾品などについてあらかじめ具体的に指示したり、禁止したりすることはしない。これまでは禁止されていたTシャツやノースリーブ姿での勤務も可能となる。自由化は市の若手職員が市長に提案したことで実現。若手職員らは「好きな服装で働くことでモチベーションもアップする」などと訴えていた。職員が好きな服装を着ることで市民から苦情が寄せられる可能性もあるが、渡部市長は「リスクはあるが、まずは一歩やってみないと何も進まない。魅力のある市役所に向けて、さまざまな声を聞きながら、どのような形がいいのか探っていきたい」としている。
本記事では、東村山市における職員の服装の取組を紹介。
同市では、「職員の個性や多様性を重要視する職場づくり」と「より親しみやすく親切な市役所」の実現を目的に、「清潔感・露出度・TPO・笑顔の接客」「に留意」したうえで、「試行的に服装規定」の「フリー化」*1を実施。
「質の高い仕事のできるワークスタイル」*2の状況は、要観察。