◾️大阪・四條畷市長、後継候補を求人サイトで公募 全国初(日本経済新聞2024年9月25日)

 大阪府四條畷市の東修平市長は25日、任期満了に伴う同市長選(12月15日告示、22日投開票)に出馬せず、後継候補を人材サービス大手のエン・ジャパンを通じて公募すると発表した。同社によると、民間の人材サービスを活用して首長候補を公募する試みは全国初だという。

東氏は現在2期目。2017年に28歳で初当選し、当時の最年少市長として話題となった。2度の市長選では大阪維新の会が応援、公認する候補を破った。

同氏は公募の狙いを「適切な人物をなるべく多数から選出する。意欲ある人物が挑戦できる環境をつくる」と説明。10月15日まで候補者を募り、書類選考や面接を通じて絞り込む。選ばれた候補者は同氏が設立した政治団体四條畷市民の力」が政治活動をサポートしていく予定だ。

本記事では、四條畷市における市長職候補者の公募の取組を紹介。

では副市長公募の取り組みを記録した同市。2020年からは同社の「協力」のもと「職員募集特設サイト」*1を開設。同社によると、同市の「市長選挙」「の立候補予定者」の「公募」*2の取組を実施。

同公募の「応募要項」 は「日本国民で満25歳以上であること」「海外居住でも応募可」と「被選挙権に準ずる」こととし、「募集期間」は「2024年9月25日」から同年「10月15日」*3まで。「応募総数」と「選出者の発表」を「2024年10月下旬予定」*4されている。「選考」は「書類選考」と現市長「によるオンライン面談に加え」「市民」「自分たちの街のリーダーとして誰がふさわしいか(市民の目)」「という議論を交えた選考」*5を実施。

同選出者からの「首長」*6の就任状況は要確認。

 

*1:四條畷市HP(組織でさがす : 人事課 )「エン・ジャパン株式会社さん協力のもと職員募集特設サイトを開設しました。

*2:エン・ジャパン株式会社HP(ニュースリリース)「エン・ジャパン、民間から「市長候補」を公募 “自治体首長“の育成輩出プロジェクトを開始!ー現・四條畷市長 東 修平氏と連携。自治体首長がキャリアの一つとなる社会の実現へー

*3:前掲注2・エン・ジャパン株式会社エン・ジャパン、民間から「市長候補」を公募 “自治体首長“の育成輩出プロジェクトを開始!ー現・四條畷市長 東 修平氏と連携。自治体首長がキャリアの一つとなる社会の実現へー

*4:前掲注2・エン・ジャパン株式会社エン・ジャパン、民間から「市長候補」を公募 “自治体首長“の育成輩出プロジェクトを開始!ー現・四條畷市長 東 修平氏と連携。自治体首長がキャリアの一つとなる社会の実現へー

*5:前掲注2・エン・ジャパン株式会社エン・ジャパン、民間から「市長候補」を公募 “自治体首長“の育成輩出プロジェクトを開始!ー現・四條畷市長 東 修平氏と連携。自治体首長がキャリアの一つとなる社会の実現へー

*6:曽我謙悟「首長」北山俊哉・稲継裕昭編『テキストブック地方自治 第3版』(東洋経済新報社、2021年)35頁