東京都は25日、今後4年間に取り組む政策を検討する「プラン策定会議」の初会合を都庁で開いた。年内をめどに「2020年に向けた実行プラン(仮称)」をまとめ、来年度以降の予算に反映させる。
 会議には小池百合子都知事のほか、副知事や各局の局長らが出席。小池氏が7月の都知事選で公約に掲げた「金融・環境先進都市」などの実現に向け、全庁的に議論を重ねる。
 小池知事は冒頭、「都庁内の英知を結集して新しいプランを策定する。『都民ファースト』の視点に立って進めたい」とあいさつした。
 11月上旬にはプランについての、パブリックコメント(意見公募)も始める予定だ。

本記事では,東京都における「2020 年に向けた実行プラン(仮称)」の検討開始を紹介.
同都では,2016年8月5日に公表した「「2020年に向けた実行プラン(仮称)」策定方針」*1をもとに,同プランの策定を目的とした,「プラン策定会議」の「第1回」*2同年10月25日に開催.
同回では,同プランでは,「セーフシティ」「ダイバシティ」「スマートシティ」の「3つのシティ」を「実現」し,「誰もが安心して暮らし,希望と活力を持てる東京」,「成長を生み続けるサスティナブルな東京」,「日本の成長エンジンとして世界の中で輝く東京」という「新しい東京」を創り上げる」ことを目的に,2017年度から2020年度までの4カ年の「計画期間」のもと,「都民ファーストの視点に立った,今後の都政の具体的な政策展開を示す」「体系・コンセプト」*3が提示されている.
「計画期間と政権任期」*4等の具体的な内容は,今後の同会議の検討状況を,要経過観察.