成り手確保で初会合=地方議員めぐり研究会-総務省(時事通信2019年6月28日) 

 総務省は28日、地方議員の成り手確保に向けた研究会(座長・只野雅人一橋大大学院教授)の初会合を都内で開いた。4月の統一地方選では、41道府県議選全体で無投票当選者の割合が過去最高を更新。深刻化する成り手不足に対応するため、女性や若者をはじめとする多様な人材が参加しやすくなる方策を幅広く議論する。
 只野座長は冒頭のあいさつで「成り手不足は地方自治の根幹に関わる大きな問題。議会の仕組みづくりと同時に、住民の関わりを深める工夫も必要だ」と述べた。
 メンバーには座長ら有識者6人に加え、全国町村議会議長会の桜井正人会長(宮城県利府町議会議長)ら地方議会の代表4人も参加。自治体規模に応じて成り手不足の背景や対応策を探る。

本記事では,総務省における地方議会・議員に関する検討の取組を紹介.

同省では,「今後の地方議会・議員のあるべき姿」,「多様な人材が地方議会に参画しやすくなるための方策等」を「幅広く議論を行うことを目的」とした「地方議員・議会のあり方に関する研究会」*1を設置.本記事では,2019年「6月28日(金)」*2に開催された第1回研究会の様子を紹介.「役割と発想を転換」*3するような審議状況は,要観察.

*1:総務省HP( 広報・報道 : 報道資料一覧:2019年6月 )「地方議会・議員のあり方に関する研究会」の開催

*2:前掲注1・総務省地方議会・議員のあり方に関する研究会」の開催)

*3:金井利之『自治体議会の取扱説明書 住民の代表として議会に向き合うために』(第一法規,2019年),315頁

自治体議会の取扱説明書―住民の代表として議会に向き合うために―