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午前中は，４回電車を乗り継いで，富士見市さんに聞き取り調査に伺いました．調査を受け入れて頂いた富士見市の皆様には，大変お世話になりました，心より御礼申し上げます．
富士見市では，８月２０日に新市長がご就任された時期の訪問となりました*1．今回の聴き取り調査は，自治体学会の企画研究の一環．研究テーマは「自治体の計画の現在」．下名，同学会には非会員ですが，「昔取った杵柄」なのでしょうか，同会編集部会所属の先生より当該企画研究にお声掛けを頂き，７月から研究参加をさせていただいております．
聴き取り調査では，同市が策定された現在の各種計画の現状とともに，各種計画の管理機構，予算編成（実施計画）との関連度，意思決定機構との関係，庁内における計画策定体制，住民参加，計画策定を巡る国・県との関係等について，広範な課題に関してお話を伺いました．それらの中でも，特に，本年４月から開始された「行政経営プラン」を通じて，計画と予算の一致という，自治体行政における古典ともいえる難題を乗り越えようという試みは，大変参考となりました．
帰路は，東武東上線が副都心線へと乗り入れているため，新宿三丁目まで一本．いやはや便利．

*1:東京新聞（2008年8月21日付）「星野市長が初登庁　職員に「自主自立」訓示　富士見市」