■セレクトショップ大手のビームス(東京・新宿) 東京都渋谷区と地域社会の課題解決に向けたパートナーシップ協定を結んだと17日、発表した。同社が自治体と協定を結ぶのは初めて。1976年に渋谷区に1号店を開いた縁から、ファッションや生活様式に関する知見を生かし、魅力ある街づくりをサポートする。
 締結を前に、8月には渋谷区職員向けのイベントで、今年の流行をおさえたクールビズ期間中の服装提案について講義したほか、9月には区の防災訓練でスタッフTシャツを提供した。今後も文化振興に関する支援など、街づくりに関する様々な取り組みをサポートしていく。

本記事では,渋谷区における協定締結の取組を紹介.
2016年8月4日付の本備忘録では,同区では「ソーシャル・アクション・パートナー協定」を締結を記録.本記事では,同年「10月12日」*1には,本記事の通り,同社とも「公-民協定(縦型協定)」*2となる同協定を締結.同協定では「ライフスタイル領域に関する支援」,「街づくりや地域コミュニティの活性化に係る支援」,「環境・資源・エネルギー領域に関する支援」,「商工観光並びに文化振興に関する支援」,「多様性社会(ダイバーシティ)の実現に関する啓発活動への支援」,「その他の支援」を「協働して取り組んでい」*3くことを規定されている模様.同協定による実際の共同事業は,要観察.

*1:渋谷区HP(区政情報広報しぶやフォト日記 しぶやフォト日記 平成28年(2016年)10月)「平成28年10月12日 株式会社ビームスとシブヤ・ソーシャル・アクション・パートナー協定を締結しました」

*2:大橋洋一行政法Ⅰ 第2版』(有斐閣,2013年)238頁

行政法1 現代行政過程論 第2版

行政法1 現代行政過程論 第2版

*3:株式会社ビームスHP(プレスリリース)「「ビームス、渋谷区とシブヤ・ソーシャル・アクション・パートナー(S – SAP)協定」を締結