県沿岸広域振興局(石川義晃局長)は、沿岸地域への移住者のインタビューをまとめた情報誌「さんたーん」を創刊した。同振興局産業振興室の若手職員が企画し、取材編集した。移住者の「生の声」を通して地域の魅力を発信している。
 情報誌はB5判15ページ。500部作った。創刊号では自治体などの推薦を受け陸前高田、釜石、大槌、宮古、岩泉の5市町に移住した9人を紹介する。移住のきっかけや仕事、地域の魅力などに加え、住環境や収入など普段の暮らしぶりが分かるよう工夫した。
 U・Iターンに関するイベントで「現地の生活が知りたい」などの声を受け、20、30代の職員が情報誌作製を発案。「さんたーん」は三陸ターンの略で、三陸の明るい未来を照らす太陽の「サン」などの意味も込めた。
 県東京事務所や関連イベントなどで無料配布する。県ホームページで電子版の公開も予定。問い合わせは同室(0193・25・2718)へ。

本記事では,岩手県における移住の取組を紹介。
同県の「沿岸広域振興局」では,同県「三陸沿岸地域への移住者」に対する「インタビュー集」である「さんたーん」を「創刊」*1。同誌では「9名」への「インタビュー」*2記録を掲載。同県の「東京事務所」「いわて暮らしサポートセンター」等で配布し,今後,「電子版」*3が公表される予定。」「社会移動」*4への機会を提供する同誌。公表後,要確認。

*1:岩手県HP(沿岸広域振興局沿岸広域振興局(釜石)からのプレスリリース平成30年11月 沿岸広域振興局(釜石)からのプレスリリース)「H30.11.21沿岸広域振興局定例記者懇談会資料」3頁

*2:前掲注1・岩手県(H30.11.21沿岸広域振興局定例記者懇談会資料)3頁

*3:前掲注1・岩手県(H30.11.21沿岸広域振興局定例記者懇談会資料)3頁

*4:金井利之『行政学講義 日本官僚制を解剖する』(筑摩書房,2018年)116頁

行政学講義 (ちくま新書)

行政学講義 (ちくま新書)