本記事では,練馬区における徴税業務の効率化の取組を紹介.
「確定申告」の「提出」*1書類に関して,本記事によると同社との「実証実験」により「住民税の確定申告の作業」を効率化を試みる模様.「実施期間」は「2019年10月9日から2020年7月末まで」となり,同区と同社の間で,「職員ノウハウのデータ化とAIによる機械学習」を両者,「AI学習モデルの構築」を同社,「AI学習モデルの適用」を両者,「自動修正範囲の拡大」 *2を同社で実施.
職員が修得してきた従前の「一定程度の知識経験」*3のデータ化の状況は,要観察.
*1:練馬区HP(くらし・手続き:税金:住民税(概要・計算方法):給与所得者と住民税)「給与所得者と住民税」
*2:富士通HP(プレスリリース )「自治体初!練馬区と住民税業務へのAI適用を共同で実証」
*3:稲継裕昭『AIで変わる自治体業務 残る仕事、求められる人材』(ぎょうせい,2018年)154頁