大阪府、6時半でPC強制終了 残業抑制へ来年度から導入(共同通信2019年11月27日) 

 大阪府の吉村洋文知事は27日、長時間労働の抑制策として、職員が事前申請をせず残業した場合、午後6時半にパソコンを強制終了するシステムを来年度から導入すると発表した。府によると、同様の取り組みは都道府県では初めてとみられる。

 府の終業時間は、勤務形態により午後5時半~午後6時。システムでは、残業する場合は申請が必要だとする注意文を午後4時半から30分ごとにパソコン画面に表示。申請せず使い続けると、午後6時20分から1分おきに警告が表示され、午後6時半にシャットダウンされる。

 対象は府警と府立学校を除く課長補佐級以下の約7600人。

本記事では,大阪府における時間外勤務縮減の取組を紹介.

同府では,「時間外勤務縮減に向けた上司・職員のさらなる意識改革」を目的に,「時間外勤務事前届出が」ない場合,「18:30」に「パソコンをシャットダウンする仕組み」*1を導入.「対象」は「府立学校・警察を除く」「管理職以外の全職員」*2.「システム」は,まず「16:30(1時間前)」に「30 分間隔」で「お知らせバルーン」が「表示」,「17:30」又は「18:00」に「終了」し,「20分後」の「18:20」には「1分間隔」で「全画面警告メッセージ」が「表示」され,「30分後」の「18:30」に「パソコン」が「シャットダウン」*3する.

「組織単位の集団的な」*4執務時間管理の同取組.時間外勤務時間の推移は,要確認.