【独自】都副知事が2人交代へ、多羅尾氏と梶原氏の退任調整(読売新聞2021年10月11日)

 東京都の小池百合子知事が、4人の副知事のうち、多羅尾光睦氏と梶原洋氏の退任を調整していることがわかった。後任には、黒沼靖総務局長と潮田勉財務局長を充てる方向だ。開会中の都議会定例会に人事案を提案し、同意を求める。
 副知事4人のうち、武市敬氏と、IT大手「ヤフー」元会長の宮坂学氏は留任する見通しだ。多羅尾氏と梶原氏は都職員出身で、新型コロナウイルス対応などに中心となって当たってきた。在任期間がそれぞれ3年超、2年超となり、コロナ対応の強化に向けて体制一新を求める声が関係者から上がっていた。

本記事では、東京都における副知事交代の取組を紹介。

同都では、現在、同職「四人を置」*1いているところ、「職務代理者」の「第一順位」と 「第二順位」の2名の同職者に関しては、本記事によると「退任を調整」されている模様。

「複数の副首長」*2を置く同都。今後の職務代理の順序は要確認。

*1:東京都HP(都政情報 :都政 : 組織情報 : 東京都の組織・各局のページ政策企画局その他の情報 )「 東京都副知事について

*2:田村秀「自治体の組織」北山俊哉・稲継裕昭編『テキストブック地方自治 第3版』(東洋経済新報社、2021年)43頁