東京都22年度当初予算案、過去最大の7兆5000億円規模へ コロナ対策で膨らむ(東京新聞2022年1月6日)

 東京都は6日、2022年度の一般会計当初予算案が、過去最大の7兆5000億円規模となる見通しを明らかにした。新型コロナウイルス対策関連予算の増額のため。8日からの小池百合子知事による査定を経て、今月末に決定する。

 都財務局によると、6日の同局査定段階で本年度当初比1・9%増の7兆5693億円。これまで当初予算は19年の7兆4610億円が最大で、21年度は過去2番目に多い7兆4250億円だった。
 21年度は、新型コロナ対策費を当初予算とは別に補正予算で編成したが、22年度は当初予算案から盛り込むことにした。このため福祉保健費が21度当初より4335億円増えた。このほか環境費も181億円増。一方、東京五輪パラリンピックが終わり、スポーツ振興費は3802億円減った。(土門哲雄)

本記事では、東京都における予算編成の取組を紹介。

同都では、2022年度「一般会計」の「予算財務局査定結果」を「公表」*1

「財政健全性の確保」*2に向けた取組み状況は要確認。