東京の転入超過、3カ月連続 3月の人口移動報告(日本経済新聞2022年4月26日) 

 総務省が26日発表した3月の住民基本台帳人口移動報告によると、東京都への転入者数が転出者数を3万3171人上回った。転入超過となるのは3カ月連続。新年度からの就職や進学に向けた引っ越しなどで、転入者数が多かった。

東京都の転入者は9万8812人と前年同月に比べて1.5%増えた。転出者は6万5641人と同5.6%減った。21年3月は2万7803人の転入超過だった。長引く新型コロナウイルス禍でテレワークの普及が進み、東京圏を離れる動きがあるとされるが、東京都のほか、埼玉県、千葉県、神奈川県の東京圏はいずれも転入超過だった。

本記事では、東京都における人口移動の状況を紹介。

総務省統計局がまとめた「2022年」「3月」の「住民基本台帳人口移動報告」によると、同年同月の「都道府県間移動者数」が「前年同月に比べ」「2.1%」「減少」 、同都では「転出者」が「5.6」%減、「転入者」が「 1.5」%増となり、「33,171」*1人の転入超過となっている。

東京都に位置する「多様な人口動態の地域」*2の今後の動向は、要観察。