板橋区立美術館の収蔵品 修復費用、ネットで募る(東京新聞2022年9月14日)
東京都板橋区は、区立美術館(赤塚)が収蔵する美術品の修復費用を募るため、ふるさと納税を活用しインターネットを通じて寄付を募るクラウドファンディングを今月から始めた。二〇二四年度まで計千二百万円を目標に募る。
同館は一九七九年に、二十三区初の区立美術館として開館。江戸狩野派をはじめとする近世絵画、大正から昭和初期の前衛美術、地元ゆかりの作家作品を千百十九点所蔵している。美術品は収蔵庫で厳重な管理をしているが、一部に経年劣化が進み、専門家の修復が必要な作品もある。貴重な作品の価値を守り次世代に継承するため、計画的に修復する費用に充てる。本年度は、室町時代に描かれた啓孫(けいそん)作「達磨図(だるまず)」や、江戸中期の英一蝶(はなぶさいっちょう)作「一休和尚酔臥図(いっきゅうおしょうすいがず)」などの修復を予定している。寄付は区役所窓口でも十一月末まで受け付ける。問い合わせは同館=電03(3979)3251=へ。(長竹祐子)
本記事では、板橋区における寄付の取組を紹介。
同区では、、同「区立美術館が所蔵する貴重な美術作品のうち」「経年劣化が進み、修復が必要な作品を文化財」の「価値を守り、次世代に継承」する目的から「ふるさと納税制度を活用したクラウドファンディング」*1を実施。2「寄付目標総額」を「12,000,000円」と定め、022年度から「3年間で計画的」*2に実施する。
同制度を通じた「財政リソース」「調達」*3の同取組。今後の寄付推移は要観察。
*1:板橋区HP(
*2:前掲注1・板橋区(