ジブリ美術館の支援を 三鷹市が寄付募集第2弾(東京新聞2022年10月15日) 

 東京都三鷹市は、市内にある「三鷹の森ジブリ美術館」の運営を支援するため、ふるさと納税制度を活用した第二弾の寄付の募集を始めた。十二月三十一日まで。

 ふるさと納税サイト「ふるさとチョイス」のガバメントクラウドファンディングに「三鷹の森ジブリ美術館の未来に向けて、大規模修繕の積立金復元にご支援ください」のページを掲載。一口五千円以上の寄付を呼びかけている。返礼品はないが、寄付者に美術館からお礼のカードが贈られる。
 新型コロナ禍による休業や入場制限の影響で、年間約六十五万人だった同館の入館者数は二〇二〇年度は約九万人、二一年度は三十一万七千人と大きく減少。修繕積立金から昨春、三億五千万円を取り崩してしのいだ。市が昨年七月〜今年一月に行った第一弾の寄付募集では国内外のファン約六千二百人から約四千九百万円の善意が寄せられた。
 問い合わせは市企画経営課=電0422(29)9031=へ。(花井勝規)

本記事では、三鷹市におけるふるさと納税の取組を紹介。

で記録した同市の同取組。同市では「昨年度に引き続き:同制度を用いた「運営支援交付金の仕組みを継続」*1

「目標金額」は昨年度からは2,000万円を増額した「3,000万円」、「寄付募集期間」を2022年「10月11日」から同年「12月31日」とし、「返礼品」は昨年度と同様に「設定」せず、「寄付金額」を「5,000円以上の金額」*2としている。

なお、昨年度は「国内外から5千万円近くの寄付」があり、「事務経費を差し引いた4千4百85万円を同美術館を管理運営する」同財団に「交付」*3されている。

同制度を通じた「財政リソース」「調達」*4の同取組。今後の推移は要観察。