東京の転入超過、3万8023人 活発移動背景か―22年人口移動報告・総務省(時事通信2023年1月30日)

総務省が30日公表した2022年の住民基本台帳に基づく人口移動報告によると、東京都は転入者数が転出者数を上回る「転入超過」が3万8023人となった。比較可能な14年以降で最少だった前年の5433人より大幅に増え、3年ぶりに拡大。新型コロナウイルスの感染拡大に伴う行動制限が緩和され、移動が活発化したことなどが背景にあるとみられる。 

 東京都への転入超過数は、コロナ禍前の水準を下回ってはいるものの、社会経済活動の正常化とともに今後増え、東京一極集中がさらに加速する可能性もありそうだ。
 19年までの東京都のコロナ前の転入超過数はおおむね年間7万~8万人台で推移。その後、20年は3万1125人、21年は5433人に減っていた。23区は今回、2万1420人の転入超過。21年に初めて転出超過となったが、1年で戻った。

本記事では、東京都における人口移動の状況を紹介。

で記録した、2021年の住民基本台帳人口移動報告の結果。「2022年」「住民基本台帳人口移動報告」によると、「転入・転出超過数」では、「東京圏は9万9519人の転入超過となり」「前年に比べ1万7820人の拡大*1となる。都市の「転入者数」では「特別区部への転入者数が38万4643人」、「転出者数」では「特別区部からの転出者数が36万3223人」*2なっている。

東京都に位置する「多様な人口動態の地域」*3の今後の動向は、要観察。