東京都、8カ月連続転入超過 8月の人口移動報告(日本経済新聞2023年9月26日) 

総務省が26日発表した8月の住民基本台帳人口移動報告によると、東京都は転入者が転出者を1433人上回った。1月以来、8カ月連続で転入超過が続いている。

東京都への転入者は前年同月比5.1%減の2万9825人だった。転出者は8.6%減の2万8392人と、いずれも減った。東京都、神奈川県、埼玉県、千葉県の「東京圏」は2919人の転入超過で、2022年8月以来、13カ月連続の転入超過となった。

愛知県、岐阜県三重県の「名古屋圏」は843人の転出超過で、21年12月以来、21カ月連続の転出超過だった。大阪府兵庫県京都府奈良県の「大阪圏」は77人の転出超過だった。7月は転入超過だったが、転出超過に転じた。

本記事では、東京都における人口移動の状況を紹介。

総務省統計局がまとめた「2023年」「8月」の「住民基本台帳人口移動報告」によると、同年同月の「都道府県間移動者数」が「前年同月に比べ」「6.6%」「減少」 、同都では「転出者」が「8.6」%減、「転入者」が「5.1」%減と双方減少するなか、「1,433」*1人の転出超過となっている。

東京都に位置する「多様な人口動態の地域」*2の今後の動向は、要観察。