東京都、コメの現物支給を開始 3月下旬から順次配送(日本経済新聞2023年2月17日)

東京都は17日、低所得者世帯などに国産米などを現物支給する「東京おこめクーポン事業」を始めると発表した。24日から4月末にかけて準備ができた自治体から対象世帯にクーポンを順次配送し、申し込みを受け付ける。配送は3月下旬から9月末までの予定で、物価高の負担軽減につなげる。

17日、小池百合子知事が事業開始について説明した。対象は2022年度の住民税非課税世帯など約174万世帯。内容はコメ25キログラムを2〜3回に分けて配送するコースや、コメと飲料のセット、飲料とパックご飯のセットなどを各世帯の事情に応じて選択できるようにした。

申し込みはクーポンに同封されたはがきや専用サイトから受け付ける。小池氏は事業を通じて「暮らしの安定に少しでもつなげてほしい」と述べた。

本記事では、東京都における現物支給の取組を紹介。

同都では、同「都内区市町村住民基本台帳に記録」されており、2022年度に「世帯全員の令和4年度住民税均等割が非課税である世帯」又は2022年「1月以降12月までに予期せず収入が減少し、世帯員全員の年間収入見込額または年間所得見込額が住民税非課税相当となった世帯」を対象に、「国産の米や野菜などの食品と引き換えることができる」「東京おこめクーポン」「の配付」を、2024年「2月24日」以降、同年「4月末までに」「順次」「準備ができた区市町村ごとにクーポンを郵送」*1を開始。

「食品配送の申込」は、同「クーポンに同封されている申込用ハガキまたはクーポンに記載された」「専用ホームページのアドレスから」「申込み」、「食品の配送」は「申込み受付後」の「3月下旬以降」に、「コース」*2に応じて、「2回又は3回に分けて、9月末までに順次、配送」*3される。

「現物の価格変動」*4を受けた同取組。状況は要観察。