神戸市、生成AIルール条例化へ 全国初、職員の業務利用で(共同通信2023年4月28日) 

神戸市は28日までに、対話型人工知能(AI)「チャットGPT」など文章や画像を作成する生成AIを職員が業務で利用するルールを定めた条例改正案を5月の定例市議会に提出すると明らかにした。生成AIに関する条例は全国初としている。

 「市情報通信技術を活用した行政の推進等に関する条例」を改正。市民の氏名や病歴などの個人情報や、市の非公開情報など外部に漏えいした場合に影響がある情報の入力を禁じる。市民の権利保護のため、内部のガイドラインで定めるだけでは不十分とした。

 久元市長は27日の定例会見で「安全な生成AIの利用や個人情報、機密情報を入れないことを盛り込む見込みだ」と話した。

本記事では、神戸市における生成系AIの取組方針を紹介。

同市では、「2023年4月23日」に開催された同市長による「定例会見」*1にて、本記事によると「生成AIを職員が業務で利用するルールを定めた条例改正案」を同年5月の市会に提出方針が示された模様。

同条例の審議過程を踏まえた「合理化」*2の状況は要確認。

*1:神戸市HP(市政情報 : 市長室:  市長会見) 「 定例会見 2023年4月27日

*2:羅芝賢「情報化」北山俊哉・稲継裕昭編『テキストブック地方自治 第3版』(東洋経済新報社、2021年)249頁