つくば市、10月から窓口業務 1時間短縮へ 残業解消 サービス向上目指す学(東京新聞2023年6月17日) 

茨城県つくば市の五十嵐立青(たつお)市長は十六日の記者会見で、十月から市役所本庁舎や出先機関の一部窓口の受付時間を一時間短縮すると発表した。市長は「職員の恒常的な時間外勤務を解消することで、結果的に市民サービスの質の向上につながる」と強調。先行して実施している大津市を参考にしたという。県内の市町村では初の取り組み。
 現行の受付時間は午前八時半〜午後五時十五分で、十月二日(月曜)からは午前八時四十五分〜午後四時半とする。本庁舎やコミュニティ棟、全ての窓口センターと地域交流センターと保健センターが対象。代表電話の受付時間も同様に変更する。
 市長は「受け付けてから業務終了まで約一時間かかるため、残業を前提にした労働形態になっている。法的にも良くないことだ」と指摘した。
 先行事例として挙がった大津市は、午前八時四十分〜午後五時二十五分だった受付時間を二〇二〇年度から四十五分短縮し、午前九時〜午後五時としている。人事課の担当者は「前日の作業状況確認やパソコンの立ち上げなど、職員の準備時間を確保するため」と説明する。(青木孝行

本記事では、つくば市における窓口等の受付時間の取組を紹介。

同市では、「新たなテクノロジー等を活用した市民サービス提供における課題の検討や改善などを行うための時間を確保」と中長期的な視点での市民サービスの利便性・品質の向上」とともに、「窓口業務の恒常的な時間外勤務を解消し、市役所内の働き方改革を推進」*1する目的から、2023年「10月2日」から、「窓口・電話受付時間を」、現在の「8:30 から 17:15」から「8:45 から 16:30」に「変更」*2

「対象」は「本庁舎、コミュニティ棟」の「全部署」、「市民窓口センター」の「全6か所」、「地域交流センター」の「全17か所」、「保健センター」の「全3か所」」*3となる。今後は、「コンビニ交付サービスやマルチコピー機の利用、オンライン申請など、対面の手続きによらないサービスを一層推進」*4する方針。

「人の手を介さ」*5ない取組状況は要観察。