歌舞伎町のネズミ一掃へ 年明け開始 新宿区が11月から生息調査(東京新聞2023年9月19日) 

東京都新宿区は国内最大級の歓楽街・歌舞伎町1、2丁目で、ネズミの生息調査と一斉駆除を行う。区として街全体のネズミ対策に取り組むのは初めて。21日開会の区議会定例会に提出する補正予算案に関連経費865万円を盛り込んだ。
 区衛生課によると昨年ごろから、「ネズミが街に増えている」といった声が聞かれるように。今年に入ってからは、動画配信サイトで大量のネズミに餌づけするような動画が拡散し、対策を求める声が多く寄せられていた。
 調査では効果的な対策につなげるため、専門業者が11月と来年1月、ネズミの生体や死骸、巣穴の有無、ふんやゴミ袋のかじり跡などを目視で確認。生息や繁殖の要因を突き止める。一斉駆除では1月から2カ月間、殺鼠(さっそ)剤ボックス220個を配置。飲食店などからの苦情や相談に応じる専門相談員も今年11月から無料派遣し、ゴミ捨ての方法などを指導、助言する。
 吉住健一区長は12日の定例会見で、「ネズミは、さまざまな病原菌やウイルスを持っている。より清潔で安全な街にしたい」と話した。(中村真暁)

本記事では、新宿区における繁華街の美化対策を紹介。

同区では、「これまでの繁華街におけるまち美化の取組に加え」て、「「ごみ対策」の拡充」と「新たな「ねずみ対策」を「実施」*1。前者では「不法投棄廃棄物の収集等」を「週2回程度」の「定期的」「に実施」、後者では「ねずみの痕跡」「を目視調査で確認するとともに」「生息や繁殖の要因を調査」するとともに「重点対策地域内に殺鼠剤ボックスを配置」する「一定駆除」と「苦情、相談に対し専門相談員派遣、聞き取り調査」をする「個別相談対応」*2を実施。

「効果的な監視」*3の取組状況は、要観察。