渋谷区、ジェンダー平等推進へ表彰制度 来月15日まで多様な観点の取り組み募集(読売新聞2023年10月3日)

東京都渋谷区は、ジェンダーセクシュアリティ(性のあり方)を問わず利用しやすい制度や商品、広告などを「渋谷ジェンダー平等推進アワード2023」として表彰する取り組みを行う。11月15日まで取り組みを募集し、12月ごろに結果を発表する。
 誰もが自分らしく生きられるジェンダー平等社会を推進することが目的。区内を主な活動の場とする個人や団体が対象で、接客や店舗設計、仕組み作りなど多様な観点から取り組みを募集する。区によると、性別にかかわらず誰でも子連れ出勤ができる会社の制度や、同性カップルを起用した広告などが考えられるという。
 大学教授や弁護士など13人が革新性やユニーク性、魅力度などを総合的に評価し、受賞者には表彰状などを贈呈する。表彰式は来年1月19日の渋谷ジェンダー映画祭内で行われる。区の担当者は「いい取り組みを周知し、多くの人に生かしてもらいたい」と話す。
 申し込みなど詳細は区ホームページへ。問い合わせは、区男女平等・ダイバーシティセンター「アイリス」=電03(3464)3395=へ。(中村真暁)

本記事では、渋谷区におけるジェンダー平等の取組を紹介。

同区では同区「区内を主な活動の場としている個人、団体、事業者」を対象に、「ジェンダーセクシュアリティを問わず利用しやすい社内制度、接客、商品、広告、店舗設計、仕組みづくりなどの取組を募集」*1

応募内容を「取り組みの姿勢、意識、先進性、ユニーク性、革新性、汎用性、魅力度など」から「総合的に評価」し、「優れた取り組みについては表彰状および副賞を贈与」*2する予定。

「様々な社会の期待」*3の実現状況は、要観察。