過去最高8.4兆円見込み 東京都新年度予算案 知事査定始まる 小池氏「大胆な施策を積極的に展開する」(東京新聞2024年1月6日)

小池百合子知事は5日、東京都の2024年度当初予算案の査定を始め、一般会計の総額が8兆4千億円を上回り、過去最高になるとの見通しを示した。都税収入も前年から約1千億円増えて6兆3千億円台となり、過去最高の見込み。
 一般会計はこれまで、23年度の8兆410億円が最高だった。特別、公営企業会計を含めた全体の総額は16兆4千億円台となる見込み。23年度は16兆821億円だった。
 都税収入がプラスになるのは3年連続。企業収益の堅調な推移による法人二税(法人住民税、法人事業税)の増加を見込んだ。
 都債(借金)の発行は3100億円台を見込む。このうち、環境施策や社会問題解決などを目的とした「ESG債」の発行は前年度比200億円程度増の1300億円を予定する。
 知事査定は12日までで、26日に予算案を発表する。小池知事は報道陣の取材に「都市力を磨き抜く大胆な施策を積極的に展開する」と述べた。(三宅千智)

本記事では、東京都における予算編成の取組を紹介。

同都では、2024年度「予算編成」における「知事査定」を2024年「1月5日」から同年同月「12日」*1まで実施。同月「5日」の「総論①、各論①」後の「知事査定終了後の知事ぶら下がり取材」*2では、本記事によると「一般会計の総額が8兆4千億円を上回り、過去最高になるとの見通し」案が提示。

「財政健全性の確保」*3に向けた、予算編成の結果は要確認。