<23区の予算案>品川区 国内初「区民の幸福」へ38億円(東京新聞2024年2月1日) 

全区民を対象に行ったアンケート結果を基に、東京都品川区民のニーズや幸福実感度を分析して予算編成に生かした国内初の「ウェルビーイング(区民の幸福)予算」(総額38億4千万円)を組んだ。区の全事業を見直し、一般会計予算の1%に当たる20億円を財源に充てた。
 アンケート結果から、安全・安心を守る▽社会で子育てを支える▽生きづらさのない優しい社会へ▽未来に希望の持てるサステナブル(持続可能)な社会づくり-を柱に予算を組んだ。
 能登半島地震で断水によるトイレ不足問題が起きたのを受け、1人20個の携帯トイレを配布するため約5億円を計上。区内に多いタワーマンションなどのエレベーターの閉じ込め対策として、保存食や飲料水などが入り、エレベーター内に設置する「防災チェア」を提供するため4500万円を盛った。

本記事では、品川区における予算編成の取組を紹介。

同区では、2024年度予算案を「「区民の幸福(しあわせ)」すなわちウェルビーイングの観点から」*1編成し、「一般会計」では「2,036億5,600万円」*2としている。。特に「事務事業評価で捻出した20億円を主な財源」に「ウェルビーイング予算」*3と位置付けている。

「住民の満足度や幸福度(ウェルビーイング)の達成度」*4の状況は、要確認。